いつもと違う朝・・・
前日。深夜からの尾骶骨の激痛で寝返りや起き上がることもままならないところから・・・
いつの間にか眠っていたようで、4時頃目が覚めてやっとのところでトイレへ行きました。
(まず起き上がるのに時間がかかり、トイレまで歩くのにも時間がかかる・・・)
トイレで血液混じりのものがティッシュにつきました・・・(4:15頃)
これがうわさの『おしるし』?!と思いました。
こうなってはもう寝ていられず・・・
冷静になろうと胎動カウントをし始めてみました・・・(4:40頃)
この時点であまり冷静ではない・・・
赤ちゃんの胎動を感じて、安心する部分もありました。
動いてくれている😮💨良かった・・・と。
10回のカウントを数えるまで、70分かかりました。
その間に、生理痛のような痛みがやってきました・・・(5:20頃)
今度は、破水かも!と実感があるくらいの量が出ました。
ゆっくりゆっくり手すりを使って、トイレに向かい確認すると
血液混じり、オリモノ混じりのようなものが出ていました。(5:40頃)
近くで寝ていた母が気がついて、起きてくれて・・・
ベッド端についた水分を見て、「破水だね😊、病院に電話だね」と言いました。
母がとても落ち着いていて、心強く感じました。
こんなときはすぐに連絡を!一覧(病院のテキスト内より)
・出血が多いとき
・お腹の痛みが異常に強いとき
・お腹の一か所に激痛があるとき
・お腹が板のように固くなったとき
・赤ちゃんの動きを感じなくなったとき
・破水したとき
・その他、異常を感じたとき
夜間に繋がる番号に、電話をかけて色々質問をされました。
質問で聞かれること一覧が、病院でいただいたテキストにも書かれていたので、
いざという時のために空欄となっている()内を、前もって記入しておきました。
電話した時に聞かれること一覧
・名前は( )です
・診察券番号は( )です
・現在( 週 日)です
・分娩予定日は( 月 日)です
・破水は( 時)、おしるしは( 時)にありました
・病院まで( 分)かかります
電話をかけると、入院ができる荷物を持って病院へいらしてくださいとのことでした。
慌てなくて良いので、食事することができれば、軽く朝食を済ませてきてくださいとの事
でした。
8:00頃に病院に来られますか?という感じで、それまでの時間に余裕はありました。
お産の場合は、救急車は使用できないものらしいので、
母の運転で病院へ向かうことになります。(実家は車社会)
コロナ禍なので、立ち会いはNG。
リモート出産!?は希望すればできたようですが、私はリモート出産の方は
希望していませんでした😅。
夫は、リモート可能ならそれで参加してみたかったようでした(後々聞いた)。
病院内に入れるのは、出産から入院を通して県内在住の1名のみ。
この役目は、すでに母にお願いしていました。
電話を終えた後、また破水がありました。量も結構出た印象でした。(6:10頃)
その後、腹痛→腹痛→腹痛&腰痛という流れで痛みが間隔をあけながら
やってきました💦💦
私が自分の用意をしている間に、母が朝ごはんを用意してくれていて・・・、
ありがたく✨いただきました🙏✨
父も起きてきていました。いよいよなのか?と父が聞いてきて、母がまだまだこれから
時間はかかるでしょう・・・と答えていました。
病院に到着
8:00に病院に到着。少し雨が降っていました☔️
いつもと違う出入り口から入るように指示をされていたので、そこから母と院内に入り
ました。
ナースステーションで手続きを済ませて、LDRの部屋へ通されました。
L(陣痛)D(分娩)R(回復室)
娩出期に入ってから分娩台に変わるベッドで、回復まで同じベッドで過ごすことが
できる。陣痛室から分娩室に移動しなくて済む。
子宮口は1cmくらいしか開いておらず・・・。(9:00頃)
破水は、高位破水だろう・・・と先生。
高位破水とは
子宮の内圧と赤ちゃんの頭部に押されて卵膜が破れて、羊水が外に出る状態を
完全破水というのに対して、子宮口から離れたところで卵膜が破れて、少量ずつ
羊水が流れ出ることを高位破水という。尿漏れと勘違いしてしまうこともある。
子宮口は2cm。(10:50頃)
(陣痛で子宮口が開いていくらしかった・・・)
先生から今日は、麻酔科の先生もちょうど来ているから、無痛分娩という方法もできるよ?
と提案されて、全く考えていなかったけれど、お金もかかるし一旦夫に相談しようと、
電話をかけました。
夫は即答で、『やってもらえるならお願いしよう!と』早かったです。
お金もかかるのもあったけれど、麻酔が怖かったのもあり、けれど今あるこの痛みに
耐えられるかの不安は、とてつもなく1番大きかったです。無痛分娩と言っても痛みは
完全になくなるわけではありません・・・と説明を受けて・・・
無痛分娩に切り替えることになりました。
無痛分娩のための水分補給のための点滴を開始。(11:30頃)
心拍、血圧、脈拍、呼吸、胎動心拍、外測陣痛(お腹のハリ)など、しっかり観察を
しながら、挑む分娩スタイルのようでした。
お昼ご飯は、12:00頃でした。
痛みでほとんど食べられませんでした💦
麻酔科の先生がLDR室に入られて、背中側の腰の辺りから管を入れて、
薬を投与する形で麻酔スタート!(13:00頃)
体温が高くなり、汗が出てきました。そして、腰の痛みが和らぎました。
そして、痛みを感じたら、自分で薬(麻酔)を少しずつ投与する形のようで、
スイッチのようなものを手に持ってその時を待つことになりました。
痛み止めを1回目押す。(14:15頃)
ヒヤリと冷たいものが腰のあたりを流れるのを感じました。
痛み止めを2回目押す。(14:45頃)
3時のおやつが出た!?
びっくりしたのは、15:00におやつが出てきました✨
えっ!?食べて良いの?!っていうくらいのちゃんとしたおやつでした✨
麻酔が効いているのか、痛みも和らいでいるし、お昼は食べられなかったから、
ありがたくいただきました😊
しっかり歯磨きもできました✨
同じ部屋についている洗面台の前でなんとか・・・
束の間の休息でした!?
子宮口が開くのをひたすら待つ時間
痛み止めの3回目を押す。(15:40頃)
助産師さんによる内診。
子宮口は、3.5cmくらい開いてきているとのこと。
今日は、産まれなそうかなぁ・・・と助産師さん。
生理痛の痛みのようなものがやってくると、外測陣痛(お腹のハリ)の数値も測れる
ようでした。
足が痺れているような感じがしているおかげで、足のむくみからくる痛みは感じずにいる
ことができました。
胎児心拍が弱まり💧、酸素マスクをつけることになりました。(16:30頃)
深呼吸・・・・・・・・
体を左に向けるように言われて、横に体を向けると・・・心拍数が復活しました✨
まずは、よかった・・・・・・
痛み止めの4回目を押す。(16:30頃)
助産師さんが湯たんぽを持ってきてくれました。痛みが少しでも和らぐようにと・・・
こういう経験がなければ、助産師さんと接することなんて実際なかったと思うけれど、
かけてくれる言葉や、何気ない行動がいつも優しくて心強くて・・・
『助産師さんってすごい!!』と改めて思っていました。
体温は、37.2度。(17:20頃)
子宮口は変わらずの3.5cm・・・。(17:30頃)
痛みを我慢しながら、おそるおそる&ゆっくりゆっくりトイレへ行きました。
夜ご飯の時間
夜ご飯の時間がやってきました。(18:00頃)
・・・旅館か!!??ってくらいのしっかりした夜ご飯が運ばれてきました。
昼ご飯もそうだったけれど、入院中の食事って、こんなにしっかりしているものなのかと
驚きでした。
ただ、味わっていられない状況なのが悲しい・・・という😭
食事はもう楽しめる感じではなくなっていました。
痛み止めの5回目を押す。(18:45頃)
子宮口は4cmへ。(19.15頃)
この時の体温は、36.8度。
仮眠をとることに・・・
助産師さんが再びやってきて、お小水の管を入れることになりました。(19:45頃)
もはや、これからはずっとベッドの上にいる事に・・・?!と思っていました。
眠れる時に眠っておきましょう!と助産師さん。
部屋の灯りを暗くすることになりました。
部屋でついていたTVも消してもらい、オルゴールをかけてもらえました。
眠る前に、途中経過のこのタイミングで夫に電話をかけました。
とても心配をしてくれていました。
仮眠・・・。(20:00頃)
痛み止めの6回目を押す(20:20頃)
子宮口は変わらずの4cm・・・(21:00頃)
陣痛の感覚は、4分くらいでした。
体温は、37.4度で体はポカポカしていました。
先生が来て、明日の午前中に促進剤を使用しての出産になりますので、と
説明をされました。
今日は、このままこの部屋で休むことになりました。
本来であれば、入院する部屋へ移動することになっていたようでした。
この日は、出産する人がいなかったため、このままLDR室にいさせてもらえる事に
なりました。(22:00頃)
説明の後、抗生物質を飲むことになり、お産は一休み?的な感じになりました・・・
痛み止めの7回目を押す(22:20頃)
何度も痛みがあるので、基本的には起きてはいたけれど、
「今、少しだけ眠れたかも・・・」っていう瞬間はありました。
体がポカポカしていて、汗をかいていることに気がつきました。
助産師産は、アイスノンを持ってきてくれました✨
(特にお願いしたわけでもなく)
夕方の湯たんぽといい・・・助産師さんってすごいな・・・と思いました。
朝から入院をして、なんだか、もうすぐ日付が変わってしまうなぁ・・・
なんて思いながら・・・・・